トップページコンサルタント手記Episode 44: 美容医療への転科

コンサルタント手記転職とは、人生を選び取るということ。
これは、医師の転職を導いたコンサルタントが経験した、
本当にあった物語。

Episode 44美容医療への転科2005年09月01日 コンサルタントS

私がT先生とお会いしたのは昨年の夏でした。某国立医大を卒業され消化器内科医として12年のキャリアを持つ男性のT先生からの依頼は「消化器内科医としてのスキル、例えば内視鏡下での検査・処置などにはもう学ぶことはない。新しい分野にチャレンジしたい。美容外科に興味があるが、どうしたら良いのか分からない。研修を受けることの出来る先を紹介して欲しい」また、「美容業界についての情報も教えて欲しい」というものでした。

大学の人事で、自治体病院にて内視鏡センター長としてご勤務され、講師として大学に戻ってきてはどうか、という打診が毎年のように教授からあるT先生。今後のことを考えると、美容外科への転科という道は、安易にお薦めできるプランではありませんでした。何回か面談を重ね、美容業界の現状、勤務の厳しさなどお話させて頂きましたが、先生の意志は固く、どうしても挑戦したいとのことでした。

転科希望の医師に対しての研修が可能なクリニックとなると、どうしても全国で多数分院をもっている大手美容外科クリニックが中心となりますが、先生からは「なるべく大きくない組織が良い」と言われていましたので、弊社が開催する美容研修会の関係でお付き合いさせて頂いている某クリニックに相談してみたところ、「人柄さえ良ければ受け入れるよ」とのお言葉をいただきました。早速、先生にお伝えしたところ、一度面談の機会を頂戴したい、とのことでしたので、院長先生とのご面談を設定しました。

私も含め3人で、美容外科に転科をしようと思ったきっかけや今後のプランなど先生のお気持ちや、院長先生からはどういったプランで研修をしていくかについて、色々と熱く語り合いました。最後に院長先生から「是非当クリニックで頑張ってみないか」というお言葉が。但し、年収は月額で60万円からのスタート、とのことでした。先生の頑張り次第では半年後に見直しをする、という事でしたが、当時年収1500万円程度はあった先生にはつらい提示と感じました。しかし、先生は「何の経験もないのに、お給料をもらえるだけで有難いお話です」と言われ、半年後にご入職されることを約束されました。

入職後、先生から「院長先生からマンツーマンで指導を受ける事が出来、非常に良い環境で働かせて頂いています。本当にありがとうございました」とのお言葉を頂きました。
私も美容外科へ転科という非常に難しい依頼に対して、弊社が開催する美容研修会を利用し先生が満足する勤務先を紹介できたことが嬉しいとともに、幅広い提案が可能なリンクスタッフで仕事をしていることに醍醐味を感じました。

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