1年越しの想い（後）
正式な退職日までには3ヶ月ほどの猶予期間があり、老健施設SからもH先生の次の勤務先を探してあげてくださいとのお話をいただいた私は、早速いくつかの老健施設や介護医療院の求人を準備し、H先生と面接を繰り返すことになります…［ 続きを読む ］
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医師として
医師の引退はいつ？
現役にこだわる理由とは？
そのこだわりと経験を必要とする医療機関がある。
2024年のバックナンバー
1年越しの想い（前）
H先生との出会いは、私が入社間もない頃、先生からいただいた1本の電話でした。そのお電話を、たまたま私が取ったことで担当をさせていただくことになりました。元々は泌尿器がご専門で、ここ数年は老健施設でのご勤務をされており…［ 続きを読む ］
医師人生の最後は故郷に恩返し（後）
1週間後、入職準備を進めてた私の元に病院の事務長から思いもよらない連絡が入りました。 それは、『当直を担当していた常勤の先生が体調を崩してしまい、暫く静養する事になった為、O先生に当直を担当して頂けないか。中々当直…［ 続きを読む ］
医師人生の最後は故郷に恩返し（前）
私とO先生との出会いは、近況伺いで掛けたお電話がきっかけでした。 O先生は数年前にご登録頂いており、今は家庭の事情で別の地域で内科医として勤務しているが、数年の内に、生まれ育った中国地方の故郷に戻り、地元の病院に就職…［ 続きを読む ］
2023年のバックナンバー
医師人生の集大成をへき地医療で（後）
改めて、転職先を探す上でM先生の希望をヒアリングさせていただいたところ、専門の整形外科に特化した勤務にも興味はあるが、加齢に伴い目が見えにくく耳が聞こえにくいなど、現役時の様にフットワーク軽く対応することも難しく…［ 続きを読む ］
医師人生の集大成をへき地医療で（前）
医療業界に未曽有の打撃を与えたコロナは、Drの転職市場においても同様にこれまでに類を見ない異常な求人を作り出し、そのあおりを受けたDrは数知れず、M先生もそのうちの一人でした。 M先生から初めて転職の相談をいただいた…［ 続きを読む ］
強い思いと前向きな気持ち（後）
また、入居者やそのご家族とのコミュニケーションは現職でのご経験を活かしていただけること、先生のようなご経験豊富な医師こそ求められている環境である点もお伝えいたしました。先生には『今まで根気よく探してくれてありがと…［ 続きを読む ］
強い思いと前向きな気持ち（前）
私と先生との出会いは先生から直接弊社にいただいたお電話がきっかけでした。82歳の老健に勤務の医師でした。元々は消化器内科で長年ご活躍されていました。年齢的には引退されても良いのではと思い、先生にその点で思いをお伺い…［ 続きを読む ］
歩みを止めないI先生の思い（後）
その後の私は、I先生の為にありとあらゆる医療機関に打診しまくりました。ただやはり年齢の壁は思っていたよりも高く、断られ続ける日々でした。へこたれかけながら、I先生と初めてお会い頂いてから3ヶ月以上経ったある時、I先生…［ 続きを読む ］
歩みを止めないI先生の思い（前）
I先生は御年83歳になられる外科から内科に転科された先生になります。I先生は長らく弊社にご登録をいただいていたもののご年齢の壁があり、ご満足頂けるような紹介ができておらず、社内担当者を何人か経て私が担当することになっ…［ 続きを読む ］
理想の実現に向けて（後）
U先生からのお返事は「この病院への入職は見送ります」というものでした。面接の際に担当の先生と意見交換をされていても、お互いの主張は平行線をたどっており、決定的な内容としては、医療機関側は内科中心で診療してくれる医師…［ 続きを読む ］
理想の実現に向けて（前）
今回ご紹介するU先生は、以前より弊社からのアルバイト勤務でお付き合いをさせていただいていた60代半ばの先生です。
ある日、近況伺いのつもりで「なにかご希望は無いだろうか」と思い、先生に連絡をしました。すると、先生…［ 続きを読む ］
N先生の飽くなき在宅への拘り（後）
これまでの傾向から、医療機関へ相談する際のアプローチを変えていく事と致しました。具体的には、先方に相談する際、先生の職歴・希望条件をメインに伝えておりましたが、職歴を辿る形で、下記のようなストーリー仕立てで概要書…［ 続きを読む ］
N先生の飽くなき在宅への拘り（前）
N先生とは、昨年の3月頃からの出会いとなります。年度末に差し掛かり、大幅な体制変化に伴う経営方針の違いから、急遽転職のご相談を頂きご案内させていただく事となりました。今のコロナ禍により、多くの医療機関様で経営方針や…［ 続きを読む ］
75歳 新たな科目への挑戦（後）
2日後、老健施設への入職準備を進めてた私の元にH先生から思いもよらない連絡が入りました。それは『美容医療クリニックの面接を受けてみたい』との事でした。H先生が仰るには、『全く検討の範囲外であったが、通勤時間の短縮と…［ 続きを読む ］
75歳 新たな科目への挑戦（前）
今回ご紹介するのは、長年従事されていた内科から、75歳にして美容医療に転科、新たなチャレンジをされたH先生のお話です。私とH先生との出会いはH先生から直接弊社に頂いたお電話がきっかけでした。75歳の内科医師。当時は都内…［ 続きを読む ］
2022年のバックナンバー
クリニックの立て直しを図るH先生（後）
クリニックからの面接オファーをいただき次第、H先生の都合を確認し面接日を設定、そして、面接を成功に導く為に改めてそれぞれと打ち合わせをさせていただくことになりました。クリニックに対しては、H先生のスキル・経験はもち…［ 続きを読む ］
クリニックの立て直しを図るH先生（前）
H先生の転職サポートをさせて頂くことになったのは、弊社が運営する転職情報サイト「e-doctor」から、お問い合わせ頂いたのがきっかけでした。夏の匂いがし始めた７月に入って間もない頃H先生からのお問い合わせがあり、ご挨拶の…［ 続きを読む ］
定年後の新たなチャレンジ（後）
1月～2月にかけて何度か面接を行うものの、ご年齢を気にされる等、中々踏み込めずにおりました。介護老人保健施設の案件も創出できなくはないのですが、Ｐ先生の希望されるエリアでハマらず、かなり行き詰ったタイミングが生まれ…［ 続きを読む ］
定年後の新たなチャレンジ（前）
P先生とは、昨年の12月頃からの出会いとなります。ある美容案件の求人メールにレスを頂けた事から、ご案内させていただく事となりました。詳しくお話しを伺ったところ、P先生は長らく専属産業医として大手企業に従事されており、…［ 続きを読む ］
ベテラン産業医のF先生（後）
F先生は現職で老健施設の施設長職に就いておられたのですが、そこではお亡くなりになる方もおられる為、夜間であればお看取りに出動せざるを得ず、若い頃なら何ともなかったことも60代半ばを超えると翌日の疲れが酷く、回復までに…［ 続きを読む ］
ベテラン産業医のF先生（前）
2年ぶりに電話を下さったF先生、丁寧で律儀な性格は変わっておらず、開口一番「あの時は申し訳なかった」から始まり、現職でのお困りごとについて様々なご相談を頂きました。具体的にお話を伺うと、当初の勤務内容から条件面を変更…［ 続きを読む ］
うつを克服して、復職したい（後）
今回の面接にあたり、老健側に先生のお身体の状態やご意向など、詳細にお伝えして、それを理解してもらった上で、面接に挑みました。と、申しますのも、今までの面接では、事前にお伝えできておらず、先生のキャリア・雰囲気とお身体…［ 続きを読む ］
うつを克服して、復職したい（前）
今回、ご紹介させて頂く先生は、60代男性 整形外科の先生で、現在に至るまで、急性期病院でばりばりオペをこなしていた先生です。ある日、先生と初めてお会いした時の印象は、「なんて魅力的な先生なんだ」と、思いました。しかし、…［ 続きを読む ］
家族との約束を胸に〜79歳の新たな挑戦（後）
3日後、S先生からの連絡を待っていた私にS先生の奥様から思いもよらないお電話が入りました。奥様が仰るには、先行で面接に行った病院からは採用を頂いたが、車での通勤が必要な場所であり、万が一のことがあってはいけない為辞退…［ 続きを読む ］
家族との約束を胸に〜79歳の新たな挑戦（前）
私とS先生との出会いは、S先生から直接弊社に頂いたお電話がきっかけでした。79歳の内科医師。現職の千葉県内の療養病院での退職が決まっているので、同様な内容、条件で働ける環境である事。また、お子様達が都内にお住まいの為、…［ 続きを読む ］
平日常勤、週末開業という働き方（後）
まずは第一希望の関西エリアの急性期病院へ相談したところ、9割の施設にお断りされる結果となりました。予想はしていた事ですが、週末帰省・ご年齢について厳しい状況でした。週末、入院患者さんの急変時に対応できない事や、急性期…［ 続きを読む ］
平日常勤、週末開業という働き方（前）
働き方が多様化する現在では、副業するDr.は全体の7割程といわれています。弊社においても、常勤・非常勤求人を合わせてご紹介する事が多く、また最近では週4日＋非常勤という働き方が増えている傾向です。今回のお話は〝開業しなが…［ 続きを読む ］