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JICS
国境なき医師団
在外公館医務室
海外留学
 
 
日本の医師免許所持者の海外留学には、臨床留学と研究留学の二通りがあります。
現在、大多数を占めるのが大学医局からの研究留学です。しかし、これは日本の医局における箔付けでしかなく、目的意識も低い為、得るものも少ないのではないでしょうか。一方、対極的なのが医師として技術を磨く為の臨床留学です。ここでは完全な実力だけの厳しい世界が待っており、その分得るものは大きいでしょう。
海外留学の意義
現在、大多数を占めるのが大学医局からの研究留学である。しかし、これは日本の医局における箔付けでしかなく、目的意識を低い為、得るものも少ないのではないでしょうか。一方、対極的なのが医師として技術を磨く為の臨床留学である。ここでは完全な実力だけの厳しい世界が待っており、その分得るものは大きいといえよう。
 

米国臨床留学するには
米国の臨床研修に参加する為にはECFMG(米国でのレジデンシー・プログラムへの参加能力を評価する機関)が発行する認定書を取得しなければなりません。尚、取得には4つの試験をクリアする事が必要になります。

◆USMLEステップ1
基礎医学(約350問、医学部在学中で基礎医学修了者に受験資格)
◆USMLEステップ2
臨床医学(約400問、医学部6年生以上に受験資格)
※USMLEのステップ1、2はどちらから受験してもかまわない。 ただし、合格後の資格有効期間は7年間となっている。
◆ECFMGのCSA(Clinical Skills Assessment)
問診スキル査定(米国フィラデルフィアのECFMG本部で、
11人の模擬患者に対し各15分の問診試験)※資格の有効期間は3年
◆TOEFL
※スコアの有効期間は2年 

米国臨床留学の基本パターン

取得後はレジデンシー・プログラムへの応募となり、書類審査を通過したプログラムから面接を行ないます。面接をクリアしたら今度はNRMP(自動選抜システ)のサイトで、自分が希望するプログラムの順位を登録し、プログラム側の候補者リストとのマッチングを待ちます。 
 
留学後の進路 
臨床留学を終えた後の受け皿がないと言われますが、海外臨床留学経験者の受け入れに積極的な民間病院は増えております。
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