トップページコンサルタント手記Episode 231: 自由診療への挑戦(下)

コンサルタント手記転職とは、人生を選び取るということ。
これは、医師の転職を導いたコンサルタントが経験した、
本当にあった物語。

Episode 231自由診療への挑戦(下)2020年11月01日 コンサルタント K

A先生は他社経由で1件内定を頂いたようで、そこの医療機関は2週間後に新規オープンが決まっており、もともと院長をするはずだった先生が急遽ダメになった事での急に募集がかかり、すぐに内定がでたようです。

A先生としては私から紹介させて頂いた医療機関の1次面接がとてもよく、担当者の雰囲気や業務内容なども含めて是非ともお世話になりたいとお考えでした。
しかしながら他社経由の医療機関は2週間後に新規オープンする事が決まっている為、「先方に迷惑をかけないためにも、お断りするなら少しでも早くお断りしたいので選考を早く進めたい」とのご連絡を頂きました。

私のご紹介した医療機関は1次面接(オンライン)、2次面接(施設・診療見学、面談)、最終面接(理事長面談)と選考フローが多い医療機関であった為、先方の担当者にもA先生の現状を伝えて、可能な限り早く選考を進められるよう日程を調整させて頂きました。

A先生と医療機関ともに柔軟に日程を調整して頂けた事で、1次面接から最終面接・内定まで3日と最速で双方の入職合意を貰う事が出来ました。

選考途中より医療機関からは「A先生はとても素晴らしい先生で求めていた先生にピッタリ!こちらからA先生をお断りする事はありません!!」との言葉を頂いており、A先生からも「見学時に開業時の経験からまだまだ診療内容など改善して患者さんの満足度や利益を上げる事ができると先方と話しました」と双方ともにとても前向きな状況で入職に至りました。

今回の転職はA先生のお人柄や前向きな姿勢、ご経験などによって良い結果となりました。
開業されている先生を除いて、病院・クリニックともに医師も雇い主から雇われる立場です。
私も普段から会社に雇われていて、雇い主である会社は「私に何をしてくれるのだろうか」「どういった働きやすい環境を提供してくれるのだろうか」と受け身の考えをしてしまいがちです。

A先生は雇われる立場ながら雇う立場も経験している事から、「こうする事で役に立てる」「もっとこうすれば患者満足や利益を上げられる」など、とても前向きで能動的な考え・行動をされていました。そうする事によって雇う側・雇われる側の双方に好循環をもたらすという姿勢を学ばせて頂きました。

A先生の事なのでスタッフの方ともすぐに打ち解けて、バリバリ働かれるかと思いますが、くれぐれもお体にはお気を付けて下さい。

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