Episode 218ライフワークバランスの向上を求めて（下）2019年10月01日　コンサルタント K

後日、Ｎ先生のご自宅から近くの医療機関に見学及び面接に伺うことになり、事前に綿密な打合せ行ってから一緒に訪問させて頂きました。
訪問した医療機関はＮ先生の予想より、ご自宅からの利便性が良かった様で大変喜んで頂くことができ、また、先方の理事長を始め事務長の対応も良かった為、とても気に入られた様で条件次第では前向きに話を進めて欲しいとのお言葉を頂戴することが出来ました。

翌日、医療機関の事務長にＮ先生の印象をお聞きしたところ、理事長も事務長も大絶賛して下さり、「ぜひ、入職して欲しい！」と改めてオファーを頂きました。
そこで、Ｎ先生の現職の年俸及び条件面などをざっくばらんに伝えさせて頂き、改めて医療機関としてのＮ先生に対する条件提示を検討して頂くことになりました。
先方の事務長も長く現職に就いているが、Ｎ先生の様な条件は破格中の破格である為、どこまで近づけられるかはわからないと困惑されつつも、経験・スキルからして申し分なく、人柄も良かったので入職してもらえる様、理事長に掛け合いますと力強く宣言して下さいました。

それから、1週間後、事務長より連絡がり想定以上のご提示を頂くことが出来ました。医療機関としては最大限の評価をさせて頂いたが、現職を超える提示ではなくＮ先生にとっては納得いくものではないかもしれないが、利便性や勤務内容、定時上がりが可能なワークライフバランスなど総体的に見てもらえれば決して引けを取らないと思うとのことで、Ｎ先生に必ず良い返事をもらう様にと事務長から熱のこもったバトンを受け取りました。

その後、すぐにＮ先生に連絡し、事務長からの熱い思いと共に頂いた条件提示を伝えさせて頂きました。Ｎ先生としても、現職は破格であることを理解されており、今後は家族の事情も含め近隣で公私ともにバランスのとれた勤務を希望しているとのことで、医療機関からの条件提示を快く受け入れて下さり、事務長からの熱いバトンを無事に渡すことができました。
Ｎ先生も相場以上の最大限の評価をしてもらえたことに大変喜ばれ、必ず期待に応えられる様に全力で貢献させて頂きますと仰られ、めでたく双方合意によりご入職されることになりました。

今回の様に双方が好意的に歩み寄ることが出来れば、最高のご転職になるのだと改めて実感させて頂きました。
これからも、一人でも多くのDrに最高のご転職をして頂ける様努めて参ります。