トップページコンサルタント手記Episode 214: あえて1人勤務を希望する医師(上)

コンサルタント手記転職とは、人生を選び取るということ。
これは、医師の転職を導いたコンサルタントが経験した、
本当にあった物語。

Episode 214あえて1人勤務を希望する医師(上) 2019年05月15日 コンサルタント Y

今回、ご紹介する麻酔科A先生との出会いは、当社が運営するサイトからの問い合わせメールが最初でした。
早速、お問い合わせのお礼も兼ねてA先生にお電話し、後日ご面談の機会を頂きました。

お電話でもメールでも非常に丁寧で腰の低い印象の方でしたが、面談当日、どんな方なのか胸を躍らせて待っている私の前に現れたその先生は髭をたくわえ、がっしりとした体型の医師には見えない方でした。年齢は38歳でしたが若く見える先生でした。仕事の話をする前にA先生の生い立ちや趣味といった雑談を交えて話をしていくにつれてお電話やメールでのご対応通りの腰の低い礼儀正しい方でした。その日は、あまりズカズカとプライベートの話しを深く聞くことは避け、ご希望の勤務エリアやお給料、当直対応の可否などをヒアリングし終了となりました。オリジナルなご希望は1人常勤体制で働ける病院といったくらいで、希望条件もさほど難しくない為、すんなり決まると確信をもっていました。

翌日から早速、求人探しに取り掛かりました。しかし意外にも合致する求人が見つかりません。1人常勤で働ける条件が最大のネックになってしまったのです。
オペ数が多い病院は当然のように複数の麻酔科常勤医が在籍しています。オペ数がそこそこの病院は非常勤医師でローテートしていて常勤を雇うまでもなし。求人探しは困難を極めました。いくつかご提案できる求人があり提案するも、通勤距離の問題やオンコール体制、給与面などでマッチせず面接まで進む病院は1件もありませんでした。
初面談まで1ヶ月ほどの時間が空いてしまった事もあり、あらためて二度目の面談を行いました。聞きたかったことがあったからです。面談当日。
私:「A先生はどうして1人常勤体制の職場を希望されているんですか?」
この質問に対しての返答が自分の自由にできるとかいう安易な理由ではないことに驚いたのです。

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