トップページコンサルタント手記Episode 206: 求人が少ない病理医の転職(上)

コンサルタント手記転職とは、人生を選び取るということ。
これは、医師の転職を導いたコンサルタントが経験した、
本当にあった物語。

Episode 206求人が少ない病理医の転職(上) 2018年09月15日 コンサルタントH

先生から問い合わせを頂いたのが約半年前の事でした。ご専門は病理診断で総合病院での勤務を希望されおり、コンサルタントとしても病理医の転職のお手伝いをすることは稀で、先生との面談を組めた時はどのような感じの先生かお会いするのが非常に楽しみに感じました。

いよいよ面談日となりました。
40代の女性医師で人当たりのよい感じの先生で、非常に話がしやすい先生でした。
国立大学を卒業後、病理医を専攻されて大学関連病院等で勤務をされておりましたが、医学部後半から研修中にかけて非常に多忙なところもあり、体調を崩されたのと少し精神的な部分で通院が必要な状況になってしまい止むを得ず大学の医局から外れることになりました。

その後は、体調と持病の様子を見ながら弊社の健診アルバイトなどをご利用頂きながら勤務をされていました。そんな中である病院の病理(指導医)の先生から声がかかり、非常勤で勤務できる病院を見つけられました。

先生は専門医を取得されていなく、この指導医が責任もって専門医取得のために指導して頂けるという部分もあり勤務することを決められたそうですが、先生の体調は完全にもとに戻ったわけではなく勤務に支障が出ることが予測できましたが病院としても受け入れを決断されたようです。

そうやって勤務を続けているうちに体調もかなり良くなってきたので、指導医から一般企業の仕事も紹介してもらい病院週1回、企業で週4日勤務をしながら10年以上かかりましたがようやく専門医を取得することができました。

先生の最終の希望としては、総合病院で常勤の病理医として勤務をしたいという気持ちはずっとお持ちになっておられ、年齢のこともあり一つの節目と捉え転職を決断された次第です。

面談を終え、先生の人柄、ご希望などは十分理解はできましたが、引っ越しができない部分と病理医の求人が少ないこともあり案件はすぐには提案できない状況が続き、求人の掘り起し作業は難航しました。

病理医の求人が少ないことは先生も分かっておられましたので、難しい状況を逐一報告することで信頼して待って頂いてましたが、3ヶ月、4ヶ月が過ぎると私の方に焦りが出てきました。

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