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本当に大切なものとは(前) 2024年9月27日

一、15年ぶりのお問い合わせ
 連休明けのある日、サイト経由で1件の問い合わせをいただきました。
 T先生からのお問い合わせで、その内容は、半年後ぐらいを目途に、転職を考えているので良い求人があれば紹介してほしいという、至ってシンプルなお問い合わせでした。
 過去に、ご転職のサポートをご依頼いただいたことがあったのですが、その時はお力になることが出来ず、それ以来、なんと15年ぶりのお問い合わせでした。
 私は、早速、先生に電話で詳細をお伺いすることにしました。
二、「昨日、退職しました」
 15年という歳月が経過しておりますので、過去に対応させていただいていた担当者も残っておらず、まずは、ご挨拶を兼ねてご状況をお伺いしようと、連絡をさせていただきました。
 過去に伺ったご経歴からクリニックの院長に就任されたことまでは確認できていたので、その後の動向と、現在のご勤務状況を伺ったところ、なんと、就任されたクリニックで15年勤め上げ、「昨日退職をしたところです」との驚きのお答えをいただきました。
三、疲弊と休養
 我々が、お手伝いさせていただく先生方は、次の転職先が決まってから現職を退かれる方がほとんどなので、すでにご退職されていることに驚きつつも、それならば、と、すぐにお時間をいただき、面談で詳しい状況とご希望を伺うことになりました。
 T先生は長年、訪問診療クリニックの院長兼理事長として勤務をされてきて、給与面では十分な待遇は受けていたものの、24時間365日オンコールの可能性を感じながら生活しており、趣味の海外旅行中でさえも、相談の電話がかかってきてしまうという環境に疲弊してしまい、いったん退職をして、少しゆっくりしながら転職先を探そうと思い、このタイミングでの連絡になったということでした。
四、一番の希望は「QOLの向上」
 そのような状況から、給与面についてはあまり高望みせず、病院での訪問診療医としての勤務を希望されました。面談を終えた私は、早速、希望の求人探しに取り掛かります。
 いくつか探していく中で、今はまだ始めたばかりで件数も多くはないのですが、これから訪問診療を強化したいという病院からT先生にご興味を持っていただき、面接を受けていただきました。
 医療機関側がT先生のご経験と力量で訪問診療を軌道に乗せたいという考えをお持ちだということも事前にお伝えしての面接となります。
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