医師の活躍の舞台は様々
~2.クリニック勤務医~
いわゆる「かかりつけ医」として、患者のプライマリケアを行います。
メリットは何と言っても「当直無し」、「病棟無し」、「外来患者のみ」ということです。
病院勤務と比べ格段に仕事とプライベートの両立を図れます。
ただし、ここで問われるのは「専門性」ではなく、「人間全体を診られる幅広い医学的知識」と言えます。
「専門外だから。」といって診療を断るわけにはいきませんし、「循環器しか診たくない」と患者さんを選ぶことも出来ません。
「来る患者はどんな患者さんでも診る。」スタンスが必要です。
また、患者のニーズに合わせ、往診やデイケアや検診を始めたり、夜間診療や日曜日の診療を始めたりするクリニックも増えていますので、こうした勤務にも応じる必要が出てきます。
ただし、最近では特定の疾患を専門的に診るクリニックも増えてきており、中には専門医資格を取得できるところもありますので、クリニックを積極的に選ぶ医師も多くなってきています。