トップページコンサルタント手記Episode 156: 患者様の為に自分ができること(上)

コンサルタント手記転職とは、人生を選び取るということ。
これは、医師の転職を導いたコンサルタントが経験した、
本当にあった物語。

Episode 156患者様の為に自分ができること(上)2014年07月15日 コンサルタントN

I先生との出会いはお問い合わせのメールでした。
現在、ご勤務されている先の治療方針に疑問を感じ、その中で「自分の行っていることは、本当に患者様の為になっているのか」との自問自答を繰り返し、本来の自分を取り戻すための新たな勤務先を探したいとの内容でのご相談でした。

早速、先生の詳しい情報やご要望をお伺いするため、一度お会いしてお話しをお聞かせ頂けるよう、お電話を差し上げたところ、前日にご自身で連絡を取り面接に行ってきた先があり、そこで先生の理想とする治療方針や考え方をお話しされたそうですが、院長との考え方が折り合わず、自分の理想とのギャップが埋まらず、ますます自分のお考えへの自信を失っておられ、少し自分を見つめ直す時間が欲しいとの回答を頂き、2~3日後に改めてお電話を差し上げる旨をお伝えしてその場は電話を切りました。

3日後の土曜日にご自宅へお電話を差し上げ、面談の機会を設けて頂けるようお願いしたところ、快く返事を頂き、勤務先近くのお店で先生の業務終了後にお会いすることとなりました。

先生にお会いした時の第一印象は、お電話でお話ししていた時のイメージとは違い、大変優しい雰囲気の先生で、穏やかなしゃべり口調のもの静かな印象を受けました。

先生がご転職をお考えになったきっかけは当初メールでお伺いさせて頂いていた通り、病院の治療方針に納得がいかず、病院本位ではなく本来あるべき患者さまの本位の治療を行いたいとのお考えで、転職を検討しているとのことでした。

先生はこれまで療養型の病院で一般内科を主に診察されてきたとのことお話しで、学会等の加盟もとくにされず、特別なスキルはないけれども療養型の患者さんのために精一杯の診療を行って行きたいと熱くお話しになられました。

療養型病院である為、時には患者さまが危篤となりご家族のご希望により延命措置を行なうことも多々あったとのお話しをされ、お元気な時の患者さまとのふれあいの中で延命措置をご希望されない患者さまもいらっしゃる中で、ご家族やご親族がご希望される場合や、病院側の方針としてその処置を行なうことが多々あり、先生の中でも本当にこれが患者さまのための治療なのかと日々、自問自答を繰り返していたとのことで、このことが転職を決意したきっかけであったとのお話しでした。

 

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