医師の活躍の舞台は様々
~10.海外勤務医~
海外で臨床を行うには、原則的にはその国の医師免許が必要ですが、例外として、日本の医師免許資格を海外で適用させるケースがあります。
留学や研究留学など個別に認められた診療を行う場合や、在外公館医務官として在外公館からの要請による派遣、JICAなどの公的機関による派遣、国境なき医師団のような民間ボランティアとしての派遣などが挙げられます。
それ以外にも例外的に、海外にて対日本人に対して診療を行えるクリニックなどがあります。
特に、日本との経済深化が進む中国、東南アジア各国での駐在邦人の健康管理を担う専属勤務医や医療機関勤務へのニーズも高まっています。