医師の活躍の舞台は様々
~3.産業医~
産業医は、労働者の健康を保持・増進して労働と健康をはかる為に(1)労働者の健康管理、(2)適切な職場環境の管理を担っています。
(2)で挙げた通り、職場と労働内容を熟知し適切な指導を行う知識を求められるところが一般の臨床医との大きな違いです。
職場巡視をしたり、衛生委員会に構成員として出席して意見を述べたりする必要があります。
勤務体系としては、専属・嘱託、一つの会社に固定して勤務するもの・いくつもの事業所を飛び回るもの、様々です。
最近では、鬱などメンタルヘルスを診られることが企業からのニーズとして高まっています。
「日本医師会認定産業医」という資格を持っていることが求められます。